8月13日、英国政府は、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染対策のアップデイトを発表。前回のアップデイトは、2週間前の7月31日であった(イングランドが対象)。
8月15日より、カジノ、スケートリンク、ボーリング、インドアレジャーなどの再開が可能となった。これらは、約5か月ぶりの再開となる。
英国政府は、3月20日より、カジノを含むエンタテインメント、ホスピタリティ、インドアレジャーを休業要請。
英国の2019年度(2018年10月~2019年9月)のカジノ市場(Gross Gambling Yield)は、£1,053mn,YoY0.6%減(約1,421億円)。カジノ施設数は、全151施設。うち、Rank Groupが64施設、Genting Groupが42施設およびIR施設一つを運営。
カジノIRジャパン2020.08.16:http://casino-ir-japan.com/?p=27169
8月1日再開予定が、最低2週間の延期となっていた
今月1日は、ちょうどコロナの第二波が世界的な広がりを見せていた時期だったこともあり、イギリス当局はレジャー施設再開時期の延長を決定していた。
最低2週間以上の延長としいうことで長引く懸念もあったが、幸いにも2週間後となる昨日8月15日より再開されている。
ゲンティンにとっては大きい
日本IRへの参入意欲を持っているゲンティングループはイギリス国内において42のカジノ施設を運営中。今後多額のキャッシュフローが必要となることは明白につき、今回の再開にはとりあえずホッとしていることでしょう。