マカオのカジノ収入は8月も前年同月比で急減し、5カ月連続で90%を超える減少率となった。業界関係者は中国本土の段階的な渡航規制緩和に伴う回復に期待している。
カジノ監察協調局が1日発表したデータによると、8月のカジノ収入は前年同月比94.5%減の13億3000万パタカ(約176億円)。アナリストの予想中央値(93%減)にほぼ一致した。
Bloombarg 2020/9/1: https://news.yahoo.co.jp/articles/25aaefda9055500573505e3977817db35edc9bd7
思ったほどの回復とはならず…
8月12日に珠海市民への観光用ビザ発給が再開されたマカオ。カジノを中心とした地元経済回復への期待も大きかったが、9月1日にマカオゲーミング規制当局が発表したGGRは約177億円。前年同月比で94.5%減と7月の水準とほぼ変わらなかった。
ちなみにマカオにおける先月までのGGR推移は以下の通り
2020年1月:11.3%減 |
2020年2月:87.8%減 |
2020年3月:79.7%減 |
2020年4月:96.8%減 |
2020年5月:93.2%減 |
2020年6月:97.0%減 |
2020年7月:94.5%減 |
近年のマカオへの訪問者の内訳は、約7割が中国本土から、約2割が香港、残りの1割が台湾・韓国・日本からとなっている。ちなみに先日8月26日からは個人ビザ発給再開対象を広東省全域へと拡大している。
わんポ
来月の大型連休にはきっとたくさんの人が来るワン!