カジュアル衣料品店「ユニクロ」をグローバルに展開する日本のファーストリテイリングは9月3日、同月30日にマカオ随一の観光名所として知られる世界遺産・聖ポール天主堂跡前に新店舗をオープンすると発表。
新店舗は「黄屋仔」と呼ばれるアイコニックな南欧風建築の5フロアにわたって展開し、売り場面積は1772平米とのこと。同ブランドのマカオ内店舗としては最大規模となる。
マカオ新聞2020.09.03:https://www.macaushimbun.com/news?id=32418
日本の主要都市店舗とほぼ同じ規模
新店舗は、同地域の歴史的ランドマーク『聖ポール天主堂』のそば。撮影スポットとなっている階段脇の黄色い建物だ。売り場面積およそ530坪は、新宿、池袋、天王寺、心斎橋、札幌といったいわゆる超大型店の半分ほどの大きさと言えば分かりやすいだろうか。
マカオでは2店舗目、マカオ半島側では初店舗に
香港では30店舗を展開しているだけにあちこちにあるイメージのユニクロだが、意外にもマカオではこれが2店舗目だそう。1号店はコタイ地区のザ・ベネチアン・マカオモール内に店舗を構えている。
ローカルデザインのTシャツも
また、この新店舗では香港・マカオ地域では初となるオリジナルTシャツが作れるサービス『UTme!』を提供。地元のイラストレーターとコラボしたローカルデザインのTシャツを入手することができるらしい。
観光客にとっては朗報かもしれないが今回のニュース。しかし、半島側のカジノ密集地から聖ポール天主堂まではちょっと距離があるだけに、カジノユーザーに限ってはあまり良い立地とは言えなそうだ。