Twitterでこんな話題が…
https://twitter.com/NoCrapsNoLife/status/1303387931478913025
日本のカジノ解禁でポーカーはできるの!? それに対する反応
https://twitter.com/LisaPoker1/status/1303388403594006529
カジノの面積を建物に対して小さくする様に政府が要請しているので、収益性が悪いポーカーが設置出来ない可能性はあるかと。シンガポールはセントーサカジノにポーカールームは有ります。レートを高くする事で収益を向上或いはセガサミー等のポーカースポンサー企業が収益度外視でとは思います。
— A.K (@researcher0120) September 8, 2020
https://twitter.com/Dat_Life_TOKYO/status/1303393397575749638
客同士が競い合う構造自体には問題ナシ
一部で『ポーカーは客同士の競い合うゲーム性』であるために法律上問題があるのではないか?との懸念もあるようです。
『「カジノ行為」とは、カジノ事業者と顧客との間又は顧客相互間で、同一の施設において、その場所に設置された機器又は用具を用いて、偶然の事情により金銭の得喪を争う行為』
特定複合観光施設区域整備法(抜粋)
IR整備法にはこのように記載されており、客同士が競い合う構図が問題なのではなく、ポーカーにおいてプレイヤーの『公正性』が担保されるか否かが重要となります。
昨今のポーカーアプリ内でもたびたび指摘されているような、特定の客同士が結託すると利益に繋がるような構造であれば、そのゲームは排除されなければなりません。
現状は“ポーカー解禁”に向かっている
政府は、今国会に提出したカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案で、ポーカーを解禁する方針を固めた。ゲームの公正さを確保するため、当初は偶然の要素が大きいルーレットなどに限って解禁する考えだったが、客同士が競い合うポーカーも、カジノ側で雇用する進行役の「ディーラー」が公正性を管理できると判断した。カジノで人気が高いポーカーの解禁により、IRの集客力アップを期待している。
IR実施法案は、カジノで提供できるゲームについて▽事業者が公正さを確保できる▽施設内でのみ実施▽偶然の勝負に関し、参加者が賭けを行う「賭博」--に限定している。
出典:https://mainichi.jp/articles/20180514/k00/00m/010/129000c
上記は2018年5月の毎日新聞報道。これを見ると現状はポーカー解禁の方向で動いていることに間違いないようです。
しかしキャッシュとトーナメントではゲーム性が異なるし、どのタイプが可能でどのタイプが不可能なのかといった具体的議論にはいまだ至っておらず、またカジノ開業までこの方針が維持されるかもわかりません。
最大のハードルはカジノ事業者の判断
短時間で大きな金額が動くバカラ・BJ・大小に比べ、ポーカーは手間の割に利益が少ないゲームであることは周知の事実かと思います。
カジノ数が飛び抜けて多いマカオを例にとっても、ポーカーを常設しているカジノは多くありません。しかも、ここ最近でポーカールームは全撤去されたとも言われています。
カジノ事業者にとって、コロナ禍で大打撃を受けて一刻も早く売上を回復したい時期にポーカーを設置している余裕がないということでしょうか。
また、日本のIR事業者はカジノ敷地面積抑制のため制限が設けられており、経営面からもポーカー設置に前向きになりずらい環境があります。将来、日本のカジノポーカー普及のためにはこのあたりが最大のネックになるのではないでしょうか。