シンガポールと香港は、観光客にも隔離措置無しでの相互渡航を認める「トラベルバブル」に基本合意したことが明らかになっています。
本日、シンガポールのオン・イェ・コング交通大臣が会見で発表したもので、詳細については今後両国間の協議で詰める必要はあるものの、早ければ数週間以内にトラベルバブルを開始できるとしています。
両国ともに、10月に入ってからの新型コロナウイルスの新規感染者数は一桁または10人程度に留まっていて、感染の抑制に成功しています。
引用元:アジアトラベルノート
先日「シンガポールが香港とのトラブルバブルに意欲的」という記事をアップしましたが、それからほんの1週間でシンガポール・香港の両国がトラベルバブルに合意したことが明らかになりました! は、早い!! 両国とも10月に入ってからのコロナ感染者数が1桁程度に留まっていることが決め手になったようですが、こんなにも早く合意へ向かうとは思いませんでした。と、いうことは、シンガポールが日本とのトラベルバブルに意欲的になれば、あっという間に両国合意になるということです。
日本のコロナ感染者数が120人をきれば…
シンガポールが掲げている入国緩和の条件(観光目的)は今の所「人口10万人あたりの感染者数が0.1人未満」とのこと。日本がシンガポールに受け入れてもらうためには120人未満にならねばなりません…。ちなみに日本のコロナ感染者数は徐々に減ってきているものの、10月の感染者数は日に500人前後。現状まだまだ厳しそうですが、今回の香港に対しての迅速な対応をみると、日本での感染者数が120人未満を一定日数保つことができれば、すぐにでもトラブルバブルに合意できるハズ。シンガポールの動向と日本の状況から目が離せません!