10月29日午後、新ホテル「ホリデイ・イン エクスプレス・マカオ・シティセンター(澳門新口岸智選假日酒店)」のオープニングセレモニーが開催された。
ホリデイ・イン エクスプレスは国際ホテルチェーン、インターコンチネンタルホテルズグループ(略称:IHG)が世界展開するバジェットホテルブランドで、今回がマカオ初上陸となる。
ホテルの立地はマカオ半島の中心ともいえるビジネス街、繁華街の一角。客室数は259室で、スタイリッシュなデザインとなっている。客室内の設備はシンプルだが、上質な寝具を使用し、枕はファームとソフトの2種類から好みのものを選べるほか、ユニバーサル充電ジャックやUSB電源を備え、無線LAN方式(Wi-Fi)の高速インターネット接続も無料で利用できるとのこと。また、ホリデイ・イン エクスプレスの特色として知られる無料朝食も提供される。このほか、共用部にはマカオのホテルでは珍しいセルフランドリー&アイロンコーナーも併設する。なお、カジノ施設はない。
バジェットホテルって何?
バジェットホテルとは、過剰なサービスを排除してリーズナブルな料金で提供される宿泊に特化したホテルのこと。マカオは裏路地を入ればゲストハウスや賓館といった安宿が一定数存在するものの、訪れる客のほとんどが高級志向の中国人観光客ということもあってか、いわゆる日本のビジネスホテルのような施設はあまり見られませんでした。そんな市場に初めて本格参入したバジェットブランドであれば、否が応でも注目が集まります。立地もマカオ半島のウィン・マカオやグランドリスボアが立ち並ぶ一角ということで申し分なし。
また、低価格とはいえ上質な寝具や快適なWi-fi環境を完備、さらに朝食が無料で提供されているみたいなので、ギャンブラーの皆さんも往来が解禁された暁には選択肢としてぜひ検討してみてはいかがでしょう?