大阪府と大阪市は、大阪・夢洲への誘致を目指しているIRについて、新型コロナウイルスの影響で事業者との協議が進んでおらず、国の基本方針も策定されていないとして、ことし9月ごろとしていた事業者の選定を当面延期することを決めました。
(中略)
関係者の中には、全体的に1年から2年、先送りになるのではないかという見方もあり、開業時期は不透明な状況です。NHK NEWS WEB:https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200624/2000031354.html
大阪IRの事業者公募に参加したのは1社のみ
■MGMリゾーツ・インターナショナル
大阪府と大阪市が進める基本構想は投資規模9,300億円、年間売上4,800億円を想定。最終的な公募参加企業は米MGMリゾーツ・インターナショナル(オリックスとの共同グループ)1社のみだった。夢洲という立地ゆえ、インフラ整備コストが莫大になってしまうことが競合が減った理由と推察されるが、逆に唯一の事業者候補となったことで行政に対して今後は強い交渉力を持つのではないかとも言われている。
万博には残念ながら間に合わなそう…
当初は、2025年開催の「大阪・関西万博」前までに部分開業を目指す向きもあったが、この遅れで実現困難になったことは間違いない。