大阪府市が進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致計画の遅れが、開設先となる大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)への鉄道整備プロジェクトに影を落としている。2025年大阪・関西万博が同じ夢洲で開催されるため大阪メトロ中央線の延伸は決まったが、それ以外の鉄道各社はIRの誘致実現を前提に計画を進めている。新型コロナウイルスの感染拡大でIR産業の先行きが厳しさを増すなか、鉄道各社もコロナの影響で財務状況が悪化しており、今後の計画推進では難しい判断を迫られそうだ。
産経ニュース
https://www.sankei.com/west/amp/200701/wst2007010004-a.html?__twitter_impression=true
IRの遅れで鉄道会社もざわざわ…
大阪IRの建設候補地である夢洲(ゆめしま)への鉄道延伸工事はカジノあってこその一大投資プロジェクト。2025年マスト開催である万博と、同時期開業を目指していたIRの両方を見据えた計画であったことが仇となっている格好だ。関西経済連合会の松本会長は「国家的イベントである万博の準備と、1兆円もの投資が必要なIRの工事を同時に進めるなど、もともと無理だった」と述べた。
そもそも論みたいな話まで噴出!
さらに近畿大の久隆浩教授は「夢洲などが位置する大阪の湾岸部は、東京や横浜の湾岸部と違って都心部から距離があり、そもそも開発が困難な地域。IRの実現が見通せないなか、鉄道各社は多大な経営リスクを冒してまで、夢洲までの路線を整備しようとは思わないだろう」と指摘したという。
それコロナ関係ないっすよね…?