中国・韓国・台湾・シンガポールなど10カ国、往来再開交渉へ…
政府はビジネス目的の往来再開の第2弾として、中国や韓国、台湾など10カ国・地域と7月中旬に交渉を始める方針だ。新型コロナウイルスの感染者が少なく、再開しても感染拡大につながりにくいと判断した。日本への入国者の増加に備え、空港でのウイルス検査能力は8月までに1日当たり4千人に倍増させる。
安倍晋三首相が近く政府対策本部で表明する。政府はビジネスを目的とする往来再開の第1弾として、ベトナム、タイ、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国と既に交渉入りした。
第2弾の交渉は日本との往来が多い中韓両国と台湾のほか、経済関係が深く、感染状況が落ち着いているアジア諸国も加える。シンガポール、マレーシア、ブルネイ、ミャンマー、カンボジア、ラオス、モンゴルと調整する。
中韓台ともに交渉に入る計画だが、合意は台湾が先行する見通し。中韓は日本への入国者が特に多く、国内のPCR検査能力で対応しきれない恐れがあるためだ。
現在、国内空港の検査能力は1日当たり最大2300人。抗原検査の導入や「PCRセンター」設置で体制を拡充する。
引用元:日本経済新聞
ビジネス関係のみですが、7月中に10カ国と往来再開交渉に入るそうです。交渉に入るだけでまだ確定ではありませんが、政府も隣国との往来再開に本腰を入れ始めた模様。本当に喜ばしいニュースではありますが、ここ最近の日本の新型コロナウィルス感染者数は増える一方…。ビジネス関係者のみ&徹底した検査があるとはいえ不安は残ります。「赤信号・みんなで渡れば・怖くない」みたいな感じにならないように、国から国への感染だけは避けたいところです…。