福岡市の市民グループは19日、IR=カジノを含む統合型リゾート施設の福岡市への積極的な誘致を求める上申書を市議会に提出しました。
新型コロナで打撃を受ける地元経済を立て直す起爆剤になるとしています。 福岡市議会の阿部真之助議長に上申書を手渡したのは、東区の自治会長らでつくる市民グループ、IR誘致促進委員会のメンバーです。
RKB毎日放送 8/19(水):
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d268003169175e4ec5076dd324cda0d33f1740f
経済効果2兆円、雇用創出最低2万人の効果を試算
上申書はアメリカ調査会社の事前調査結果を踏まえて、東区の西戸崎や志賀島など、海の中道エリアの国有地にカジノリゾートを建設することを求める内容となっている。今後は九州経済連合会などにも上申書を提出する予定だという。
海の中道エリアとは
福岡市北西部の博多湾に突き出した半島エリア。志賀島は砂州で陸続きとなっている全国でも珍しい半島で博多駅からは車で40分ほどとアクセスも良好だ。マリンワールドや海浜公園などのレジャースポットはもちろん、美味しい海の幸が食べられることでも人気。
▼マリンワールド海の中道
▼海の中道海浜公園
▼志賀島
昨年、福岡市長はIR誘致を否定
2019年10月にも福岡青年会議所がIR誘致提言書を公開しており、その後に高島宗一郎福岡市長はメディアに対して「現時点ではない。今は考える状態にはない」「誘致合戦はすでに始まっており、時間的に厳しい」と市内へのIR誘致を否定した経緯がある。今後、考えを翻すことはあるのだろうか?