新たなパチンコの試験機関が爆誕!
日本のパチンコ・パチスロ機は国が定めた機関の試験をパスしなければ市場に設置することができない。長らくこの試験業務は「保通協」という財団法人の独占が続いてきたわけだが、警察庁からの天下りや高コスト体質が業界内でもたびたび批判の対象になっていた。そんな中、GLI JAPANという社団法人が2018年に2つ目の指定試験機関として認可され話題に…
※参考記事:Amusement Japan Web (2018/08/24):https://amusement-japan.co.jp/article/detail/10000783/
GLIって何者ぞ…?
GLIと言えばマカオ・ラスベガスといったカジノがある国では名の通った存在で、カジノ内に設置されるスロットマシンなどの機器を監督官庁にかわって検査・認定するアメリカの民間企業。GLIが発行した認定書を各国の行政府へ提出することで、ようやっとその国のカジノに設置することが許される。そして、驚くべきはそのシェアで世界の検査業務の80%超を同社が占めており、その日本版法人がGLI JAPANというわけだ。
ついに黒船が動き出したっ!
日本での認可から2年。先日の6月17日にここまで全く動きのなかったGLI JAPANが遂にパチンコ・スロットメーカーに対して試験業務の説明会を行ったよ。
https://twitter.com/megamillionea29/status/1273089791106506752
取りあえずパチンコのみですが…何か? (;´・ω・)
つまりどういうこと???
じつは過去にもパチンコ指定機関認可を目指した国内組織はあったけど、そのたびに“見えない力”でことごとく跳ね返されてきたっていう歴史がある。ゆえに今回GLIが認可されたことに首をかしげる業界関係者は多いみたい。パチンコ業界がカジノ業界へ近づいたのか?…はたまたその逆か? 真相はわからないけど、警察庁管轄というブラックボックスの中で両者が急接近したことだけは確か! GLI JAPANは今回の認可による業務拡大を見越して本格的な大量雇用をスタートさせました。
GLI JAPAN採用情報:https://en-gage.net/glijapan/
政治的な臭いもプンプンしますが… ともあれ今後の動向に注目っす!