パチンコ台やスロット台のほか、麻雀卓やポーカーテーブルなど一般的なデイサービスにはない設備を多く備える。「子どもっぽい遊びではなく大人が楽しめる娯楽を提供することで、デイサービスに行きたくなる目的や打ち解けるきっかけになる。運動と合わせて行うことで、健康の入り口になれば。将来的にはカジノ型デイサービスをもっと増やしていきたい」と代表の南亮平さん
参考:宇部・厚南のカジノ型デイサービス「SOUTH SUN(サウスサン)」の施設内 - 山口宇部経済新聞 https://yamaguchi.keizai.biz/photoflash/3677/
利用者自身が利用する設備の選択や通貨の管理を行うことで、体だけではなく脳も鍛えられ、認知症予防に効果が期待できるという。同時利用可能人数は、午前・午後それぞれ10人までだが、今後拡充を予定する。
南さんは「本来は3月末にオープンする予定だったが、対象が高齢者ということもあって延期した。緊急事態宣言が解除されたことや、自宅待機もしんどくなってきたのではないかという考えから、このタイミングでオープンに踏み切った。運動不足やストレスの解消の場になれば」と話す。
参考:宇部に「カジノ型デイサービス」 レクリエーションに特化、進んで来たくなる施設目指す - 山口宇部経済新聞 https://yamaguchi.keizai.biz/headline/3621/
首都圏でもカジノ型デイサービスは盛況
2018年頃から頻繁にテレビなどのメディアにも取り上げられたのでご存じの方も多いのでは? その後も成長を続けて、現在では1都7県で合計23店舗にまで拡大しました!
一方では規制対象にした自治体も…
2015年、兵庫県では賭博や風俗営業を連想させる介護保険サービスを規制。その理由は「高齢者がギャンブル依存に陥る」「税金が投入される介護施設にふさわしくない」といったもの。
今後、デイサービスの娯楽化は進むか?
高齢者のデイサ-ビス利用率はまだまだ低いのが実情。運営費に税金が充てられている以上、何でもありとはいかないが、従来のテンプレ型レクレーションでは高齢者の趣味に対応できないのも事実。多様な選択肢があっていいのでは?
高齢者にも色んな人がいるワン。老後を毎日童謡歌って過ごす自信はないワン