7月23日、Genting Singaporeは、キヤノン株式会社との協業推進に関する基本合意契約締結を発表。
今回の協業範囲は、シンガポールIRであるResorts World Sentosa向けの最先端技術を活用したソリューション。
キヤノンは、インテリジェント機能を搭載した監視及びセキュリティ事業、施設内のゲーミングとその他のアトラクション施設での活用が可能な映像ソリューションの導入を含む。
キヤノングループが強みとするネットワークカメラは、シンガポールの厳格な規制要件に準拠した認証済み製品も含まれており、Resorts World SentosaRWSにおける運用要件を満たししている。
Genting Singaporeとキャノン株式会社は、Resorts World Sentosaが開業した2010年から、オフィス機器のトップサプライヤーの関係であった。
カジノIRジャパン2020.07.23
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RWSでキャノンのネットワークカメラが活躍
近年、カメラの役割は単なる監視にとどまらず。デバイスなどからも情報を拾い上げ、クライアントの様々な問題を解決するソリューションとして注目されています。たとえば自動で客数をカウントしたり、お客さんの体温を自動で測ったり、年齢や性別を推定してマーケティングに必要な情報を可視化してくれたりするそうです。その分野において最先端を行くキャノンは、世界から注目される日本企業の一つなんですね!
横浜IRへ向けた強力タッグが誕生?
ゲンティンはマレーシアに本拠をおく複合企業で、今回の発表は、シンガポールのRWS(リゾートワールドセントーサ)内における、キャノン技術の導入という発表に留まりました。しかし、同社は横浜IRの有力候補であり、先の産業展ではキャノンとともに参画予定企業として出展していたことから、今後の横浜IRに向けた協業も視野に入ると見られています。