澳門科技大学医学部からのチームが、中国本土および香港の科学者たちとの協力で、大量生産可能かつ高い効果を発揮する新型コロナワクチンの開発に取り組む中、ゲームチェンジャーとなり得る画期的な進展を成し遂げた。
同チームの研究の査読結果が7月29日水曜、英科学誌ネイチャーに掲載された。Inside Asian Gamingが得た情報によると、飛躍的進歩は、世界的大流行に打ち勝つにあたって、これまでで最も重要な部類に入るという。
マカオ唯一の私立大学
マカオ科技大学は薬学、情報技術、法律、建築や芸術まで幅広い学部を有する総合大学。2000年の中国返還後に新設されたということで歴史は浅いのだが、今年6月に英国の教育情報誌が発表した【THEアジア大学ランキング】では初登場で32位をマーク。同じくマカオにある公立のマカオ大学よりも上位になったことで話題となった。
医学部はなんと昨年創設されたばかり
同校は昨年、マカオで初めてとなる西洋医学の医師を養成する6年制医学部を創設したばかり。わずか一年で世界にその存在感をアピールしたことになる。マカオ科技大キャンパスを調べると…なんとシティ・オブ・ドリームスの真横でした(笑)
まさか一大カジノリゾートの足元でこんな高度研究がなされていたとはっ! 朝から晩までひたすら遊んでいた身としては頭が下がる思いでいっぱいです…