先日、ベトナム航空が10月24日まで日本路線便を全便運休するという記事をアップしましたが、今回はそのベトナム航空の従業員の給料が大幅カットされるとのニュースが飛び込んできました。
ベトナム航空、パイロットと客室乗務員の給与を50%カットへ
コビド19危機で収益が急落しているベトナム航空は、パイロットと客室乗務員の給料を約半減させる計画だ。
パイロットの給与は平均で7700万ドン(3,315ドル)に削減され、客室乗務員の給与は1380万ドンに削減されると、航空会社は8月10日に予定されている年次総会に先立って文書で述べた。
パイロットは945人で、そのうち130人は外国人である。 給与削減は、パンデミックの影響で旅行需要が減少しているため、コスト削減の一環である。
今年の損失は15.2兆VND(約6億5440万ドル)程度になると予想しており、わずか55.7兆VNDの収入である。 上半期は6.64兆VNDの損失を報告している。
3月からすべての国際線が禁止され、4月の社会的遠距離期間には国内線の運航が制限された。
世界の航空業界の回復は、パンデミックやワクチン、各国の渡航制限の抑制にかかっているため、下半期も厳しい状況が続くと予想している。
また、9機のA321 CEO機の売却について、株主の承認を求めるように設定されています。 2019年の配当金は支払われない。
航空会社は、そうでなければ8月末までに非常に困難な状況に陥ると主張し、緊急の12兆VND(約5億2000万ドル)の救済を政府に求めている。
引用元:VNEXPRESS
シンガポール航空の赤字額もえげつないですが、ベトナム航空の赤字もこのままいくと約700億円になると予想されています。金策として航空機の売却を考えているようですが、それが上手くいかないと本当に大変な事態になってしまうとのこと。政府に救済を求めているようですが、なんとかもう少し持ちこたえてもらいたいものです。