韓国・インチョン(仁川)のパラダイスシティホテルの調理師ら4人に新型コロナウイルスの感染が判明した中、ホテル内のカジノに勤務する職員1人の感染が確認された。
3日、仁川市によると、パラダイスシティホテルに勤務する42歳男性の新型コロナウイルス感染が確認されたという。
外国人用カジノに勤務している男性は、今月1日にのどの痛みなどの症状が見られたため、仁川・チュング(中区)の保健所で検査を受けたところ、陽性反応が出た。
男性は、アンサン生活治療センターに搬送されて治療を受けている。
ホテルでは1日に中国料理レストラン「インペリアルトレジャー」の41歳の調理師の感染が確認されると、翌2日には同じレストランに勤務する中国国籍の48歳男性と、違う部署の中国国籍の25歳男性、同じく29歳男性の感染が相次いで確認された。
問題は、2日に陽性と判定された3人の従業員は全員が無症状だったことだ。3人の疫学調査が進められてはいるが、無症状患者は他の従業員などに感染を広げている可能性が高いからだ。
ホテルの従業員の感染が続き、検体検査対象も当初の350人から600人に増やしたことも、感染者増加への可能性を高めるとみられる。
ホテル側はこの日、報道資料を通じて、ホテルとリゾートは3日午後1時を期して正常営業すると明らかにした。
ただ、外国人用カジノは社会的距離2.5段階に合わせて7日まで休業を延長することを決定した。
引用元…YAHOO!ニュース
先ほど記事でも取り上げた韓国「パラダイスシティ」の施設内(中国料理レストラン「インペリアルトレジャー」)の調理師による新型コロナ感染だが、同施設関係者で新たに3名の新型コロナ感染が判明。しかも、その判明した3名は「無症状」だったとのこと。さらに、カジノに勤務する職員の感染も判明。パラダイスシティ内でのクラスター発生が、いよいよ現実味を帯びてきてしまった。カジノエリアは7日の6時より営業再開予定となっているが、状況次第では延びる可能性が大いにありそうだ。