マカオ治安警察局が発表した数字によると、訪マカオ旅客数に週末一部小さな改善が見られ、土曜に約1万3,000人、日曜に9,700人となった。
それらの数字は、個人訪問スキーム(IVS)ビザの承認が9月1日(火)に開始されてから最初の週末に記録されたもので、8月最後の週末の土曜は1万500人、日曜は9,500人だった。
広東省は8月26日から住民を対象にマカオ訪問のIVSを再開したが、各ビザの承認手続きには7日間かかる。
出典 Iag JAPAN:
https://www.asgam.jp/index.php/2020/09/08/macau-visitor-numbers-creep-upwards-on-first-weekend-of-guangdong-ivs-resumption-jp/
上昇に転じた意味は大きい?
中国国内では、8月からマカオへの観光ビザ発給再開が段階的に進められている。
先月8月12日は、珠海市民のみ対象となる部分解禁であったが、待望のビザ解禁第一弾だったこともあって地元経済復興への大きな転機になるかと思われたが、訪客数に大きな変動はなく低水準での推移が続いていた。
そういった悲観的な状況の中で先月8月26日には発給対象が広東省全域へと拡大。その最初の週末となった9月5日と6日にようやく小さな改善が見られたという。なお、9月23日からは中国本土全土での発給再開が予定されている。