BIGBANGの元メンバーと所属事務所の元社長の海外賭博罪で世界中が驚愕した記憶は新しいですが、先日、新たに韓国スターが海外賭博罪疑惑で立件されました。
「SUPERNOVA」のユナクとソンジェが海外賭博疑惑で謝罪
日本でも活動する韓国アイドルグループ「SUPERNOVA(元超新星)」のメンバー2人が海外での賭博疑惑で立件されたと報じられた中、メンバーのユナク(37)とソンジェ(33)が公式的に謝罪した。
所属事務所SVエンターテインメントは15日午前、OSENの取材に応じ「所属グループであるSUPERNOVAのメンバー ユナク、ソンジェの行動で芳しくないニュースをお伝えすることとなり、ファンの皆さんにお詫び申し上げる」と立場を伝えた。
続けて「2人は旅行中、安易な考えから不注意な行動をとったことを深く後悔し、反省している」とし、「これまで応援してくださったファンと関係者の方々を失望させてしまい、心より申し訳なく思う」と謝罪。
また「今回の事件で、行動ひとつひとつに常に慎重になり、公人として責任感をもって行動すべきだったと改めて考え直した。今後より慎重に考え、責任ある行動をとる」と明かした。
同日、韓国メディアは「SUPERNOVA」のメンバー2人が2016年から2018年までフィリピンで賭博。現地のカジノでバカラ賭博に掛け金最大5000万ウォン(約450万円)を投じ立件されたと報じていた。
引用元:YAHOO!ニュース
疑惑がかかっている2人は、2016年〜2018年までフィリピンで賭博を行い最大掛け金は約450万円とのこと。
……?
これで逮捕されるかもしれないの!? なんで!?
芸能人にしては控えめな額ですし、そもそもこれくらいの額だったら日本人もカジノで使ってますよね…(大金だけども)。なにかと厳しい韓国なので、日本では考えられないような法律でもあるのかな…と思い、調べてみました。
厳すぃ〜! 韓国の賭博法
①国が認めていない賭博を「常習」していたら罪
国が認めている賭博以外は基本的に禁止。日本もこれは同じですが、韓国の場合は海外で行ってもこの罪に問われるそうです(日本人は海外のカジノで賭博しても罪には問われません)。なかなかというか、ビックリするほど厳しい…。ただし、一時的な娯楽は例外とし、常習性がなければ違法ではないそうです。なんともフワッとしていますねえ。今回の立件もこの常習性が論点になりそうです…。
②旅券法
韓国人は海外旅行の際に、1万ドル(約110万円)までしか使ってはいけないという「旅券法」というものがあるそうです。ふむふむ、今回の立件は完全に旅券法に引っかかりますね…。
③外国換取引法
カジノなどで稼いだお金を送金しようとした場合など、韓国では「外国換取引法」で制約があります。これはおそらく日本も一緒ですね。
とまあ、ざっとこんな感じですが、①と②は日本人からすると大分厳しいですし、①に関しては海外でも国内の法律が適用されるの!? と、驚いてしまいます。ちなみに、韓国で合法な賭博は「宝くじ・スポーツトト・競馬・競輪・競艇・江原ランド(カジノ)・清道郡の闘牛」の7つ。ほぼほぼ日本と変わらないラインアップですが、江原ランドだけならカジノはOKというなんとも奇妙な現象です。う〜ん、よそはよそ、うちはうちですが、なんだか今回の立件は不憫で仕方ない気もしますね…。
参考文献:ハーバー・ビジネス・オンライン