シンガポール政府観光局が、IR事業者であるラスベガス・サンズとゲンティン・シンガポールとの間で2019年4月に署名した拡張合意の一環として行ったカジノ入場税の5割増税が、カジノフロアを訪れる国民及び住民の大幅な減少につながっている。
カジノ規制庁(CRA)の Tan Tee How長官は、先週公表された2019/2020年次報告書の中で24時間の入場税が100シンガポールドルから150シンガポールに、そして年間入場税が2,000シンガポールドルから3,000シンガポールドルに引き上げられた増税の影響を発表した。
シンガポール人が「今後も継続してカジノ賭博の潜在的な害から守られること」を保証する必要性に言及したTan長官は、入場税増税が行われてから12カ月間に、シンガポール国民と永住者の訪問者数は、18年度の現地の成人人口の4.0%から19年度には2.7%に低下した。
引用元：IAG Japan
2019年からシンガポール国民のカジノ入場税が５割増加したことによって、地元民のカジノ離れが深刻化しているそうです。
そもそもなぜ増税？
シンガポール国内のIR事業が波に乗り、カジノ人気に火がついたことからシンガポール国民のギャンブル依存症から守るためのに増税されました。その甲斐あって実際にカジノに来るシンガポール国民は減ることになりました。
国民を守る対策ですが、このコロナ禍の情況では国内のIR事業の首をしめる結果になってしまいました。なんとも複雑な情況…。今度日本にカジノができた際には入場税が必須となるので、日本のIR事業にとっても他人事ではない問題になりそうです…。
わいポ妃
依存症は怖いものねえ…
わんポ
何事もほどほどにだワン！