シンガポール航空がスーパージャンボ機エアバスA380を利用してオープンするレストランは、12日の予約開始後30分で全席が埋まった。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で多くの航空機が地上待機を強いられる中で、シンガポール航空は現金収入を得る新たな試みとして、チャンギ空港に駐機している2機のA380を10月24、25の両日レストランとして利用することにした。
スイートクラスでの食事は642シンガポール・ドル(約5万円)、ビジネスクラスは321シンガポール・ドル。プレミアムエコノミーとエコノミーはそれぞれ96.30シンガポール・ドルと53.50シンガポール・ドル。マイレージで支払うこともできる。
通常のレストランでの感染防止策に沿って、機内の座席のうちレストランに利用されるのはほぼ半分だとシンガポール航空は説明している。人気が高かったため現地時間午後6時からウェイティングリストへの登録を受け付ける。リストの状況を見て対応を検討するという。同社ウェブサイトによれば、A380は通常運航時で471人の乗客を収容できる。
引用元:YAHOO!ニュース
海外からの旅行者に頼れない現状を打破する対策を打ち立ててきたシンガポール航空。「どこへも行かないフライト」に続き「ジャンボ機を使用したレストラン」を期間限定オープンするそうです。予算は53.5SG$(約4200円)からですが、最も高いスイートクラスでは642SG$(約5万円)と超豪華! それにも関わらず、予約開始から30分で全席完売と大盛況! 今の所10月24日と25日の2日間だけですが、この様子だと期間延長もありえそうです。
シンガポール航空だけではなく、どの航空会社も四苦八苦状態が続いています。今回のジャンボ機レストランのように、現状を打破するようなハッピーな対策を他の航空会社も何か思いつけばイイのですが…。