経済活動を早期再開した州を中心にコロナ感染者急増
【南部テキサス州】6月17日に新たなコロナ感染者数が3129人と過去最多を記録(1日当たりの人数)
【西武アリゾナ州】新たな感染者数がおよそ1800人増え(先月の同時期のおよそ4倍)、医療機関の集中治療室の利用が83%まで上昇
【南部アラバマ州】一部の地域で集中治療室の利用率が96%に達したとの報道
感染者が急増した要因は…
アメリカでは、先月以降、すべての州で経済活動が再開されていますが、人の移動が活発になったことが感染者が急増している理由の一つとされています。
また感染者数が急増しているテキサス州などでは、再開が早すぎたのではという指摘も出ていますが、これらの州の知事は経済活動の再開を中断する考えはないと明らかにしていて、こうした州から再び全米に感染が拡大する懸念が強まっています。
参考文献:NHK NEWS WEB
たしかに、世界的にみてもアメリカの経済活動の再開は早めでしたよね…。
ちなみに、6月19日現在の国別コロナ感染者数推移はこのようになっています。
アメリカが飛び抜けてトップ! 人口が多いから仕方ないのか…。と思いましたが、日本の人口約1億2千6百万人に対して、アメリカの人口は約3億3千百万人と思いのほか多くないんです。ざっと計算してみても、人口約2.6倍に対して、コロナ感染者数は約122倍…ヒィッ! 日本とは比べものにならないほどの国内外の人の移動はあるものの、改めてアメリカのヤバさを感じざるを得ませんね。アメリカどうなっちゃうんだろう…。
ラスベガスがあるネバダ州の報道は出ていませんが…
ち、近い〜!! 今回問題になっているアリゾナ州と目と鼻の先です。経済活動の再開を中断する考えはないと発表しているものの、このままだとカジノも再閉鎖してしまいそうです。命が最優先なので、仕方ないんですけどね…。
今回の件を教訓に!
日本ではコロナ感染のピークは今のところ過ぎていますが、アメリカではここへきて過去最多を記録してしまうほど増えてしまいました。不満やストレス等は溜まってしまうものの、ステイホームの効果がいかに絶大なものかがわかりますね(アメリカもしっかりとした対策はしてたんですけどね)。日本でも次々に自粛が解除されていますが、今回のアメリカの感染者再急増を反面教師にして、これからの生活を見直さなければいけないかもしれません…。