現役youTuber弁護士がオンカジ論争を語る
コロナ禍でますます利用需要が高まるオンラインカジノ。利用することに法的な不安を持ちつつも、連休中にお家で興じている方もきっと多いことだろう。
それについて、先日グローウィル国際法律事務所の中野秀俊弁護士が「国内でのオンラインカジノ利用」に対する見解を述べる動画を発見。
前回お届けした津田氏に続く弁護士さんのご意見、しかも動画冒頭にて「この際はっきりさせる!」と意気込んでの登場に期待が高まります!
▼前回の記事(津田弁護士の見解)はこちら
https://waipo.jp/domestic/347/
以下、中野弁護士のコメント概要
大前提として、日本での賭博行為は違法。ただし海外での賭博には適用されない(=海外カジノ利用は問題ナシ)。賭博罪とは胴元と利用者の両方が居て初めて成立する(=必要的共犯)。したがって運営が海外業者ならば賭博罪は適用されない。ただし、海外法人は存在するだけで、実質業務を国内で行っている場合はNG。事実、2016年の逮捕事例(2名が略式起訴で罰金処分・1名が不起訴)では、利用していたオンラインカジノの特徴が「日本語で利用可能」「ディーラーが日本人女性」「サイトの作りが日本向け」といったことが摘発の理由であったと言われている。
実際のところ摘発された国内利用者で正式な裁判をした例がないため、非常に難しいというのが現状だ。