和歌山県が誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート施設(IR)をテーマに、県立向陽高校(和歌山市)の生徒たちが是非を議論する討論会が校内で開かれた。論理的な思考を身につけてもらうのが狙いで、賛成・反対のグループに分かれ、「雇用創出が期待される」「犯罪の温床につながる」などと主張を展開した。(中略)
3年生約20人が賛成・反対のグループに分かれ、それぞれの立場から主張を展開。主張を聞いた他の生徒たちが、どちらのグループに共感したか最終的に判断する「ディベート形式」で実施した。
賛成派は「他府県や海外から観光客が増えれば経済効果が見込まれ、コロナ禍が終息すれば雇用拡大も期待できる」などと主張。
反対派は「海外でもカジノが不正な資金洗浄の温床になっている事例が報告されており、ギャンブル依存症になる人も懸念される」と訴えた。
1年生を中心とする105人が審判員として討論会を聞き、どちらの主張が論理的で明確な事実の裏付けがあるかなどを審査した。審査の結果、反対派に共感した生徒は56人、賛成派に共感した生徒は49人で、反対派が賛成派を僅差で上回った。
出典:産経新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed2dad54ad594c06f03e72f23959115b1df014a9
和歌山マリーナシティへのIR誘致
当初は大阪万博前の2025年開業を目指していた和歌山県のIR誘致計画。コロナ禍による国の基本方針案発表遅延から、現在ではスケジュールがやや不透明になっているが、それでも誘致に向けた強い意気込みに変わりはない。
建設候補地は「和歌山マリーナシティ」。事業者公募に参加している海外カジノ事業者はサンシティ(中国)とクレアベスト(カナダ)の2社となっている。
最終的には僅差で反対派が上回った
今回の討論に参加した賛成派の生徒は「討論会の準備でIRについて十分に勉強したので、今後の進展にも注目したい」とIR誘致に対する強い関心持ったことを報告。
また、反対派の生徒は「ギャンブル依存症などの対策が県民に周知されれば、IR誘致に理解が広がるのでは」とIR実現には住民理解が欠かせないとの考えを述べた。
今回の討論について、環境科学科の中村志芳教諭は「和歌山の将来を担う生徒が、地元の未来を考える上でIR誘致は重要な議題」と話している。
記事に寄せられたコメント(抜粋)
・IRは一旦白紙にした方がいいよ。コロナがどうなるかわからんのに
・金儲けをする連中に利用されています。竹●平蔵 ●階みたいな連中
・非正規の契約ばかりで都合が悪くなったら平気で首切り
・日本人など虫ケラ扱い。U●Jも然り、いじめやシフトの不都合を良く聞く
・まず、パチンコ屋をなんとかしろ