「1月7日、カジノ管理委員会が発足し、10日後、徳永崇事務局長(警察庁キャリア)名で入札公告が出されました。それを見ると、ハイバックチェア(オカムラ製L433JH-P611)1台とローバックチェア(同L433JL-P611)9台が一般競争入札に付されています。どちらも定価で税込み35万円以上もする高級チェアです。どうして、このようなものが必要なのか。私が記者会見に参加できたら、ぜひ質問したい」(中略)
そこで、カジノ管理委員会に対し、上記の質問を伝えて回答を求めた。2日後、以下の回答が返ってきた。
「カジノ管理委員会の運営上必要なため、購入したものです」
記者会見なら、こんな回答は許されないだろう。即座に「具体的な必要性を説明してほしい」と突っ込まれる。カジノ管理委員会が記者会見にフリーランスを参加させたくない理由がよくわかる回答だった。
2020.06.02 18:20 Busines Journal
https://biz-journal.jp/2020/06/post_160758.html
カジノ管理委員会とは?
これから日本で促進されるIR事業にまつわる審査や監督を担う組織。内閣府の外局として委員会メンバー5名と事務局員95名で構成される。国が認めた独立機関ゆえにカジノ運営に関しては絶対的権限を持つといわれる。
記者さんブチ切れのイスがこちら
オカムラL433J エグゼクティブチェア ハイバック革タイプ
楽天価格:28万9080円(税込)
https://item.rakuten.co.jp/soho/l433jh-p/?gclid=CjwKCAjwxLH3BRApEiwAqX9arfE21lJkx7p3MRnyLTB6STmw6cxF52vfMMh3U9Eb95dMXQ-2nel5kRoCkVcQAvD_BwE&scid=af_pc_etc&sc2id=af_113_0_10001868
記事では「どちらも35万以上」とのことだが、実際ネットで調べるとほとんど30万以下で買えそう。微妙に盛ってます(笑)。あと、イスの必要性の説明しろって…正気っすか?
たしかにこのイス高いっす(笑)
同記事では「入札結果がホームページ上に掲載されないことは遺憾だ」とし、このルーズさでカジノ免許を与えるというのだから適切な規制など望めるはずもない!と激おこ。
また、ほどなく委員会は同記事の質問にイス(10脚)購入の総額が税込み298万1000円であったことをきちんと明かしたのだそう。
とはいえ、カジノ推進に向けて国民感情が非常にナーバスな時期であることは確か。税金で運営されている機関だけに慎重にお仕事していただきたいところです。
しかしながら、記事元メディアの噂もたいがいで…
ちなみに勿論ビジネスジャーナルも、違法なネットカジノのPR記事とか書いてんで。
美女と遊べるオンラインカジノ「36BOL」を知ってる?初心者でも手軽に稼ぐチャンス!? https://t.co/ovSTawarpH
— 木曽崇@YouTube更新中。登録はプロフ欄リンクから (@takashikiso) August 31, 2016
業界に詳しい木曽さんによると、ビジネスジャーナルは月刊誌「サイゾー」を中心に複数のメディアを持つ㈱サイゾーの運営。著名な認知科学者である苫米地英人氏がオーナーを務めている。
自身の著書を筆頭に「カジノは不正の温床!」という論を大々的に展開しながらも、実際には悪質な記事を捏造したり、広告収入を得る目的での違法オンラインカジノPR記事に手を染めたりで、ぼちぼち炎上してるみたいです。
参考:捏造だけじゃない、ビジネスジャーナルの闇
https://news.yahoo.co.jp/byline/takashikiso/20160901-00061748/