香港政府食物及衞生局の陳肇始(Sophia Chan)局長らは7月22日、新型コロナウイルス感染対策についての追加方策を発表した。外国からの入境を禁止する政策は2020年12月31日まで行う。香港政府は今年の外国人による観光を事実上、断念したことになる。ほかにもマスク着用義務の強化などが組み込まれた。(中略)
日本人全体の感染者数も増加している中、日本から香港にコロナウイルスが持ち込まれたケースが2例発生した。香港政府衛生署(Health Department)の衛生防護中心(CHP)が発表によると、7月17日の全日本空輸(ANA)の1929便の成田国際空港発の便に搭乗した61歳男性で、感染者番号1789番。7月19日に陽性が確定したが、発病しているかは不明だ。もう一例は同じ7月17日のNH1929便に乗った42歳男性で香港居民で、座席は21Fと発表された。富豪東方酒店で陽性が判明し、無症状だが病院に搬送されている。
日本から香港に感染が持ち込まれる例が増えれば、入境制限のみならず、ハイリスク地域に組み込まれる可能性もある。
香港経済新聞 2020.07.24:https://hongkong.keizai.biz/headline/1381/
外国からの入境者は現状14日間隔離
記事には“外国からの入境を禁止する政策”とありますが、これは14日間の隔離措置のことと思われます。どちらにせよ隔離政策が年末まで続くという趣旨なので、必然的に香港経由でマカオへ向かう道筋も年末までは断たれた格好です、残念…