6月23日、中国政府は国境を越えるギャンブルの犯罪報告取得のため、通報用サイトを開設。報告者に「主な違法行為」と「事件の手がかり」の提供を求めている。
参考:GGRAsia
http://www.ggrasia.com/china-gets-website-to-report-cross-border-gambling-offences/
前から不思議なのだが、なんで中国の人民はフツーにオンラインポーカーできるんだ? 香港できないぞw
そもそも2年前に、プレイマネーも全面禁止にしたはずなのだが。ハテ?
— Poker ポーカー Now (@poker_ing) June 23, 2020
中国本土でのカジノ運営や賭博の提供は違法です。
ご存知の方も多いと思うが、中国本土では賭博やその宣伝行為は違法とされている。本土外で認可された賭博であっても、それを本土内に持ち込み販売することは禁止だ。
国内資金の流出を防ぎたい中国政府
中国当局は近年、本土人民に対して旅行でマカオなどを訪れる際に持ち込める金額に制限をかけたりと、ギャンブルによる海外への資本流出を阻止すべく奮闘してきた。
しかし、中国には多くのカジノ管轄区域が隣接しており、たとえばその中の一つであるフィリピンでは、カジノゲームのストリーミング提供が許可されていたりする。中国はこの件についてフィリピンに禁止要請をかけたものの、ドゥテルテ大統領はこのようなビジネスを禁止する予定はないと完全拒否の構えを崩さない。
当局だけでは対抗しきれない…?
- 問題のあるサイト名
- そのサイトを知ったキッカケ
同通報サイトでは、おもに上記の情報提供を求めている。逆に協力者には「海外またはオンラインギャンブル関係者」「中国人のギャンブル旅行の手配者」「ギャンブルのための国境を越えた資金決済サービスの提供者」「ギャンブルのためのサイバー技術サポート者」などの情報を公開しているとされる。
有力情報には懸賞金もっ!
当局はまた、人民に犯罪を報告し手がかりを提供することを奨励するため、報奨金を提供すると述べた。情報提供者は、当該調査の進捗状況をプラットフォームを介して確認することもできるそうだ。